そばかすに悩む人必見!ハイドロキノンの効果やメリット・デメリットとは?

「美白化粧品を使ってもそばかすが薄くならない」と

悩んでいるのなら、

ハイドロキノン」を試してみませんか?

天然成分であるハイドロキノンは、

皮膚の表面のシミやそばかすには

効果が期待されています。

また、そばかすの改善や

予防に効果があると言われています。

アメリカでは美白成分として有名でしたが、

日本では管理の難しさから

医師の処方の下での使用しか認められていませんでした。

正しく使えば「そばかすが薄くなった」と

効果を感じられる、

ハイドロキノンの効果や使い方について

説明しますので参考にしてくださいね。

お肌の漂白剤「ハイドロキノン」とは?

ハイドロキノンはイチゴやコーヒーなどに

含まれている天然成分です。

古くから写真の現像などに使われてきましたが、

現在注目を集めているのが美白効果。

「肌の漂白剤」とも呼ばれており、

皮膚科の処方薬として用いられているほか、

美白化粧品などにも配合されています。

ハイドロキノンにはメラニン色素の合成を抑え、

そばかすを薄くしたり、

目立たなくしたりする効果があります。

なぜ、メラミン色素の合成を抑えれば、

そばかすに効果が表れるのでしょうか?

まずは、そばかすとメラミン色素の関係について

確認しておきましょう。

肌は紫外線を浴びると、

体を守るためにメラミン色素を作り出します。

通常、メラニン色素は肌のターンオーバーによって

アカとして排出されますが、

年齢や生活習慣が原因で

ターンオーバーが乱れると過剰に蓄積されてしまいます。

メラニン色素の蓄積によって

できてしまうのがそばかすやシミ。

このため、メラニン色素の働きを弱くさせれば、

そばかすに効果が期待できるのです。

ハイドロキノンは

メラニン色素を合成する酵素「チロシナーゼ」の働きを弱め、

メラニン色素を作る細胞「メラノサイト」の数を減らします。

これによって新たなそばかすを予防したり、

できてしまったそばかすを

薄くしたりする効果を期待できるのです。

ハイドロキノンのメリット・デメリット

ハイドロキノンは2001年の薬事法緩和によって

化粧品にも使われることになりましたが、

強い成分であるため、

メリットとデメリットがあります。

使用前に確認しておきましょう。

ハイドロキノンのメリット

何といっても美白効果が高いこと

そばかすの予防と改善に効果を期待できます。

美白効果をうたっている化粧品を使っても

そばかすが薄くならないことも多いですよね。

それは、できてしまったそばかすには

効果がないからです。

一般的に美白化粧品に使われるビタミンCなどは

メラニン色素の合成を防ぐ効果はあっても、

すでにあるそばかすには

効果が感じられないことが多いのです。

その一方で、還元作用が強いハイドロキノンを使えば

そばかすの予防だけでなく、

できてしまったそばかすを

薄くする効果も実感できます。

予防ではなく、すでにそばかすに悩んでいる人にも

効果があるのはうれしいですね。

ところが、ハイドロキノンはメリットだけではありません。

ハイドロキノンを使う前に

知っておきたい主なデメリットは以下の通りです。

・赤みや炎症を起こす可能性がある

・白斑を起こす可能性がある

・紫外線対策が必要

ハイドロキノンは

お肌への刺激が大きいことで知られています。

使用中に赤くなったり、かゆみが現れたりしたら、

すぐに使用をやめましょう。

使用前に腕の内側でパッチテストを行って

確認してみてはいかがでしょうか。

ハイドロキノンの使用方法

市販のハイドロキノン配合のクリームは

0.01%くらいの濃度です。

皮膚科で処理してもらうクリームは

大体4%以上が多いです。

濃度によって効果が異なりますので、

早くそばかすを薄くしたい!と思うと

高濃度を選びがちです。

しかし、濃度が強いハイドロキノンを

長期間にわたって使用し続けた場合、

白斑を起こす可能性があります。

ハイドロキノンを配合した化粧品を使用する際は

ピンポイントに塗るクリームなどで濃度4%、

顔全体に塗る化粧水などで

濃度2%以下のものを選んだ方がいいと思います。

お肌の弱い方は、綿棒などを用いて

ピンポイントで付けるようにしましょう。

また、ハイドロキノンは酸化しやすいので、

1か月使用したら、2~3か月は使用を中断します。

使用中のハイドロキノンは

なるべく冷蔵庫に保管しましょう。

なお、ハイドロキノンを使用している期間は

メラニン色素の合成が抑えられるため、

お肌は紫外線に対して無防備な状態です。

外出の際は日焼け止めや日傘の使用など、

紫外線対策を忘れないようにしましょう。

ハイドロキノンはどんな人に効果的?

皮膚は浅い場所から表皮、真皮、皮下組織という

層で構成されていますが、

ハイドロキノンは表皮のメラニン色素が

過剰に生成されてできるそばかすに効果があります。

このため、ハイドロキノンは後天的な

そばかすに悩んでいる人に効果的であるといえます。

日本人のそばかすの多くは後天的なものであり、

ハイドロキノンを使ったことで

そばかすが目立たなくなったという声もよく聞きます。

他方、生まれた時や幼いころから

細かいあざのようなそばかすが見られる人には

あまり効果が現れません。

このような場合はレーザー治療が効果的であるため、

検討してみてはいかがでしょうか。

「お肌の漂白剤」と言われるほど、

お肌の色が白くさせてくるだけでなく、

すでにできてしまったそばかすにも

効果があると言われているハイドロキノン。

ただ、効果が強い分酸化しやすいなど、

管理が難しいので、

医師の処方の下での使用をオススメします。

ハイドロキノンは正しい使用方法で使えば、

そばかすが薄くなったり、

目立たなくなるなどの効果を感じられますよ。