歯の色が気になった時に行うホワイトニングは
大きく3種類に分けられます。
一つ目は歯科で行うオフィスホワイトニング、
二つ目は自宅で行うホームホワイトニング、
三つ目は歯科でのホワイトニングと
自宅でのホワイトニングを組み合わせた
デュアルホワイトニングです。
このうち、オフィスホワイトニングの特徴は
効果が早く現れること。
歯に漂白剤を塗り、光を当てる
一般的なやり方では最短1回で歯を白く見せられます。
その一方で、オフィスホワイトニングは
ホームホワイトニングと比べて費用が高いです。
1本5000円から50000円程度かかることが多いので、
しっかりと考えて歯科を選びましょう。
歯のホワイトニング それぞれの違い
歯科でのホワイトニングのやり方や費用、
歯科選びのポイントなどについて説明しますね。
歯科でのホワイトニングは使用する機材や
薬剤によってさまざまな種類があります。
しかし、どの種類でも歯の色素を分解する
過酸化物を使用することが多く、
これを使うことによって歯の表面に加えて
歯そのものを白く見せることを目標とします。
一般的なオフィスホワイトニングの流れでは
過酸化物を歯に塗った後に光を当てて
色素を分解します。
その後、薬剤を洗い流し、
再び過酸化物を塗ってよく洗ったら
1回の施術は終わりです。
施術が終わったら、この手順を3回程度繰り返して
歯のホワイトニングを進めます。
なお、過酸化物は
ホームホワイトニングで使われる薬剤と比べて
歯に対する刺激が大きいです。
歯に刺激を与えたくない人は
歯に優しい薬剤を用いて
オフィスホワイトニングをすることも可能ですが、
この場合は効果が薄くなってしまうことを
覚えておきましょう。
オフィスホワイトニングのメリット
自宅でのホワイトニングと比べて
強い薬剤を使うオフィスホワイトニングのメリットは
効果が現れるまでの期間が短いことです。
ホームホワイトニングは効果を実感するまでに
最低1週間かかる一方で、
オフィスホワイトニングは1回の治療で
効果が現れることも少なくありません。
結婚式や大切なイベントの前に
歯を白くしたい人はオフィスホワイトニングを選ぶと良いでしょう。
ただし、オフィスホワイトニングを受ける場合は
効果の持続期間が短いことを覚えておく必要があります。
薬剤が歯の奥までしっかりと浸透する
ホームホワイトニングと比べて
オフィスホワイトニングは薬剤が浸透しにくいため、
3か月から半年で効果が切れてしまうことが多いです。
歯の白さを維持したいときは飲食物に気を使い、
白さを維持する努力をしてくださいね。
歯科でのホワイトニングは
ホームホワイトニングと比べて
費用が高いことにも注意が必要です。
ホワイトニングは保険がきかない自由診療なので、
歯科によって費用に差はありますが、
安いところを選んでも1回に付き
1本5000円程度かかることが一般的。
笑ったときに見える歯だけでも
12本程度ホワイトニングをしなければならないため、
費用はかさみます。
ホワイトニングを考えている人は
納得のいく歯科を選んで治療を受けると良いでしょう。
歯科選びに迷ったら、広告を参考にするのがおすすめです。
現在、ホワイトニングに関する広告はたくさんありますが、
歯科の広告には違法なものも見られます。
一例を挙げるとインプラント科や
審美歯科と名乗っているもの、
他の歯科と比べて優れている点を
アピールしているものは避けた方が良いでしょう。
キャンペーンなど費用に関する項目を
大々的にアピールしているものも
法に触れる可能性があるため、
歯科を選ぶときは候補から外した方が良いですね。
歯が黄ばんでいる、と感じたら
ホワイトニングしてみようかな?と
思いますよね。
ホワイトニングには、
歯科、自宅、歯科+自宅の3方法あります。
それぞれ費用も異なります。
歯科でのホワイトニングは
短期間で白い歯を手に入れられる一方で、
費用がかさんだり、
効果の持続期間が短かったりとデメリットもあります。
早くホワイトニングの効果を実感したい人は
内容や費用について詳しく確認し、
納得できる歯科を選んで治療を受けてくださいね。